陰陽師天魔歸來活動劇情 地獄挽歌?挽歌(中日雙語整理)
翌日の朝、六つの法陣が解かれた。
次日清晨,六道陣法已解。
【蘇摩】
「善見塔は百階あるけれど、衛(wèi)兵が配置されているのは、最初の三十四階だけ。毘瑠璃がいた七階の外側(cè)にある哨戒臺以外に、七階から上は、三階ごとに隠し哨戒臺がある。あの衛(wèi)兵達は暗器を得意とする。警戒しなければならない。三十五階の先には階段がない。どうやって登るのかは、私にもわからない。以上が毘瑠璃から聞いた情報。私達姉妹の間に隠し事はないわ。それでも彼女が帝釈天の側(cè)に付き、彼の計畫を支持するのを止められなかった?!?/p>
善見塔足有百層,然而實際上有人把守的,只有前三十四層。除了毗琉璃她看守的位于第七層外延的哨臺,自第七層向上,里面每三層設(shè)有一處暗哨。這些守兵多擅長暗器,令人不得不防。而從三十五層往上,就沒有樓梯了,到底如何登頂,我也并不清楚。這些都是我從毗琉璃口中得知的,我們姐妹之間沒有秘密。但即使是我,也無法讓她放棄追隨帝釋天,放棄支持帝釋天的計劃。
【阿修羅】
「妹と違って達観しているな。」
你倒是比你妹妹要看開一些。
【蘇摩】
「勝てば官軍、負(fù)ければ賊軍。しかし帝釈天は十善業(yè)道を唱える。私はそれを認(rèn)めないし、帝釈天の呼び出しに応じたこともない。でもあなたのやり方に賛同しているわけではないわよ、阿修羅様?!?/p>
所謂成王敗寇,無可厚非,可帝釋天推行十善業(yè)道,我蘇摩不敢茍同。我也一直不肯受帝釋天的召見。但這并不表示我贊同你如今的做法,阿修羅大人。
【阿修羅】
「別にお前の賛同はいらない。連れていけ。約束通り、妹と一緒に瑠璃城に送ってやれ。」
我也不需要你的贊同。把人帶下去,遵守約定,送她們姐妹回琉璃城。
……善見塔の入口
——善見塔入口
【燼天玉藻前】
「一晩かけてようやく入口を開いた。塔內(nèi)は広くはないようだ。數(shù)人しか入れない?!?/p>
折騰了一晚上,總算是打開了入口,看來塔里的路也并不寬敞,帶不了幾個人上去。
【小白】
「七階から三十四階の間に、三階ごとに隠し哨戒臺があるなら、全部で九つの階に隠し哨戒臺があることになりますね。我々に阿修羅様を加えて、丁度九人ですね!」
從七層到三十四層,每三層有一處暗哨的話,就是一共有九層有暗哨把守啦。我們幾個加上阿修羅大人,剛好是九個人呢!
【鬼切】
「九人も……いるのか?」
我們有……九個人嗎?
【小白】
「そうですよ。大江山の酒呑童子様と茨木童子様、源氏の源頼光様と鬼切様、逢魔の原の玉藻前様に……セイメイ様、阿修羅様、迦樓羅様と小白、合わせて九人です?!?/p>
是呀,來自大江山的酒吞童子和茨木童子,源氏的源賴光和鬼切,逢魔之原的玉藻前大人……再加晴明大人,阿修羅大人,迦樓羅大人和小白我,一共是九個人呀。
【鬼切】
「自分も……頭數(shù)に入れているのか?!?/p>
竟然把……自己也算進去了嗎。
【迦樓羅】
「その、全員で入ると魔神が暴れだしてしまうだろう。俺は外に殘っていたほうがいいのではないか?」
那個,大家都進去了這群魔神可是會暴動的呀,我看我還是留在外面如何?
【小白】
「しかし三十五階の先には階段がないじゃないですか。迦樓羅様が一緒じゃなきゃ困ります。」
可第三十五層往上就沒有樓梯了不是嗎?不帶上迦樓羅大人可不行呢。
【迦樓羅】
「この狐め、この迦樓羅様を階段扱いしやがって!」
你這狐貍,竟然把我迦樓羅大人當(dāng)成樓梯!
【阿修羅】
「軍に伝えろ。四割の兵を四つの城門に配備させろ。天人が善見城を取り返しに來るかもしれん。殘りは善見城を中心に三里後退し、その場で待機だ。そして見回り隊を編成し、城を見回ってくれ。怪しい者がいたら牢獄にぶち込め。俺が戻ってから処分する。俺が留守の間、命令に逆らうやつは問答無用で殺せ?!?/p>
傳我命令,營中抽出四成兵力,分別守于四處城門,防止天人殺回善見城。其余以善見塔為中心向后撤退三里,原地待命。另組織巡邏隊輪番巡視城中,遇到可疑的就丟進牢獄,等我回來再做定奪。我不在期間,任何膽敢違抗我命令的,殺無赦。
【魔神】
「はっ!」
是!
【小白】
「阿修羅様は相変わらず手厳しいですね?!?/p>
果然還是一如既往雷厲風(fēng)行的阿修羅大人呢。
阿修羅が善見塔に足を踏み入れ、殘りの八人もその後を追って善見塔を登っていく。
阿修羅轉(zhuǎn)身就踏入了善見塔中,余下的八人于是也跟隨他一起進了善見塔,向上攀爬。
【鬼切】
「ここが十階、蘇摩が言っていた最初の隠し哨戒臺のある階か?」
到了第十層,這里就是那蘇摩所說的第一層暗哨嗎?
【小白】
「セイメイ様、矢に気をつけてください!矢に毒が塗られています。なんて卑怯な!ここは小白に任せてください!皆様は早く上へ!」
晴明大人小心,有暗箭!箭上竟然有毒,太可惡了!這一層就交給小白好了!幾位大人快上去!
【晴明】
「外からは白く明るく見える善見塔だが、中はこんなにも暗い。敵は闇に潛んでいるな。十三階には五行の術(shù)が仕掛けられている。術(shù)士がいるのだろう。皆は先に行ってくれ、私が陰陽道で相手をする?!?/p>
善見塔從外面看潔白光亮,里面卻這樣漆黑,果然是敵暗我明嗎。這第十三層暗藏五行之術(shù),恐怕是由術(shù)士所操控,幾位先行一步,由我以陰陽術(shù)破解。
【燼天玉藻前】
「では、十六階は私が引き受けよう。もし晴明に何かあったら、すぐに駆けつけられるからな?!?/p>
既然如此,這第十六層就由我來把守,若是晴明有什么事,也好有個照應(yīng)。
十九階で、殘った數(shù)人は、善見刀を振るう天人の刺客に遭遇した。
在第十九層中,余下的幾人則遇見了善用刀的天人刺客。
【鬼切】
「どういうことだ?まるで俺達の誰か一人を相手に想定したような配置だな。俺達の中に情報を漏らしたやつがいるのか?」
這是怎么回事,這塔里的安排就如同每一層都在針對我們中的某個人一般?難道說我們之中有人告密嗎?
【源賴光】
「それはどうだろう。これまでは帝釈天の法陣を破ることに成功したが。彼の幻術(shù)に囚われるたび、彼は我々について學(xué)んだのだろう。私の推測が正しければ、二十二階では私にふさわしい相手が待っているはずだ?!?/p>
那倒不見得。這幾次交手我們雖然都破解了帝釋天的陣法。但是每次都走進了他的幻術(shù),恐怕不知不覺就讓他摸清了底細(xì)。如果我沒猜錯,這第二十二層,就是為我量身定制的。
二十二階で待ち受けていたのは、やはり天人の守衛(wèi)により操られた傀儡侍だった。
在第二十二層,果然出現(xiàn)了由天人守衛(wèi)所操控的傀儡武士。
【源賴光】
「私の秘術(shù)がここまで舐められているとは。本物の威力を見せつけてやろう。」
沒想到獨門秘術(shù)竟然如此被小瞧,我也只好讓他們見識一下真正的威力。
【煉獄茨木童子】
「私相手にどんな手を用意してきたのか、見せてみろ!……地面が……鬼手だらけだと?気味が悪い。」
倒是讓我很想看看,為我準(zhǔn)備的招數(shù)到底是什么了!……這是……滿地的鬼手嗎?看著竟有些惡心。
【鬼王酒呑童子】
「はははは!これは間違なくお前の相手だな!」
哈哈哈哈!這一定是你茨木童子的對手無疑了!
【煉獄茨木童子】
「構(gòu)わん!さっさとこの偽物を片付けて、友のところへ向かう!」
無妨!等我解決了這冒牌貨!就上去助摯友你一臂之力!
【鬼王酒呑童子】
「ああ、上で待ってるぞ!おい、阿修羅。気づいてんだろ。あいつら、俺達の得意技を真似しただけじゃねえ。」
好,我在上面等著!喂,阿修羅。你應(yīng)該察覺到了吧,這些哨層守備,可能并不是使用我們幾個慣用的招數(shù)這么簡單。
【阿修羅】
「帝釈天は相手の力を利用して相手を倒すのが得意だ。深淵と善見塔の法陣も、お前達の力を注いでから破られた。この塔の仕掛けも、偽物とは言えない?!?/p>
帝釋天最喜歡的招數(shù)就是借力打力,深淵和善見塔兩處陣法都是你們先后灌入力量沖破。這塔里的哨所機關(guān),自然也不是什么冒牌貨。
【鬼王酒呑童子】
「相手が強いほどに、強くなる幻術(shù)だろうな。」
恐怕是你越強它越強的幻術(shù)嗎。
【阿修羅】
「知っているなら、なぜ彼らに教えなかった?」
你既然猜到,為何不早些告訴他們。
【鬼王酒呑童子】
「陰陽師の二人はもうわかってるだろうし、他のやつらも心配する必要はねえ。」
那兩個陰陽師估計早就看出來了,剩下幾個也不是需要我操心的家伙。
【阿修羅】
「茨木童子は?お前の友人だろう?」
茨木童子呢?他不是你的友人嗎?
【鬼王酒呑童子】
「茨木童子は俺の一生の親友だ。いつか、あいつは大江山を守る大妖になる。あいつは俺の助けがなくても大丈夫だと信じている。だから恩を押し付けたりはしねえ。阿修羅、ここは俺の階だ。この先は、お前一人で行け。いいか、結(jié)末は自分で選ぶもんだ。じゃあな。また再會できたら、お前らに大江山の酒を振る舞ってやる?!?/p>
茨木童子是我畢生摯友,有朝一日,他會成長為守護大江山的一方大妖。我信得過他用不著我的點撥,自然也不會把自己的人情強加給他。阿修羅,我的樓層到了,再往上的路,就是你自己走。一定要記好了,結(jié)局如何都是你自己的選擇。就此別過,要是還能相會,我一定請你們兩個,嘗嘗我大江山的酒。
【阿修羅】
「大江山鬼王が奢ってくれる酒か、覚えておこう。」
大江山鬼王欠的這兩杯酒,我就記下了。
……第三十一階
——第三十一層
【迦樓羅】
「この先は一人で行けと酒呑童子が阿修羅様に言っていましたが……俺の存在も忘れないでほしいです。この階は俺のために用意されたはずなのに、空っぽで何もないですね?!?/p>
雖然那酒吞童子說往上的路就是大人您一個,但……其實還有我呀。按理說這層應(yīng)該就是給我準(zhǔn)備的,但是似乎空空如也,什么都沒有。
【阿修羅】
「お前は法陣を破ったこともなければ、あいつの幻術(shù)に入ったこともない。あいつのお前に対する認(rèn)識は、まだ竜巣城の時のままだ。」
你這家伙不曾親自破過陣法,也不曾進過那家伙的幻術(shù),他對你的認(rèn)知恐怕還停留在當(dāng)年龍巢城一戰(zhàn)。
【迦樓羅】
「つまり、俺は舐められているのですか?!?/p>
這、我這是被小瞧了呀。
【天人の兵士甲】
「悪鬼ごときを、帝釈天様が気にするはずがないだろう!くらえ!」
區(qū)區(qū)惡鬼,當(dāng)然不值得帝釋天大人掛心!看招!
【迦樓羅】
「天魔様!囲まれました!」
天魔大人!我們被圍攻了!
【阿修羅】
「ただの雑魚だ。上へ飛べ。」
不過是些雜魚,往上飛。
阿修羅は觸手で迦樓羅を摑み、迦樓羅が阿修羅を引っ張って包囲から抜け出した。二人は階段に沿って飛び、あっという間に階段の終わりに辿り著いた。
阿修羅用一只觸手纏住迦樓羅,迦樓羅拉住他沖出包圍。兩人直接沿著樓梯向上飛去,眨眼間就到了樓梯的盡頭。
【迦樓羅】
「三十五階の先には、本當(dāng)に階段がないようですね。いや、なんだこれは?!」
第三十五層往上沒有樓梯看來是真的?等等,這是什么?!
三十四階の哨戒臺から、無數(shù)の緋色の觸手が突然迦樓羅に襲いかかった。
從第三十四層哨卡,突然沖出無數(shù)條猩紅的觸手,朝著迦樓羅伸來。
【阿修羅】
「帝釈天のやつ、俺の力まで法陣に取り込んで、霊神體觸手の模造品を作ってやがったのか。構(gòu)わずに塔の天辺に向かって飛べ?!?/p>
看來帝釋天那家伙連我的力量也吸收到了法陣內(nèi),造出了這群似是而非的靈神體觸手。不用管它們,往塔頂飛。
【迦樓羅】
「簡単に言いますけど、こいつら速すぎるし、狹いし、振り切れません!」
說得輕巧,這群東西太快,空間又有限,根本甩不掉!
【阿修羅】
「壁に突っ込め。」
給我撞墻。
【迦樓羅】
「え?」
什么?
阿修羅は霊神體で壁にあった燈臺を摑み、それを支點にし壁にぶつかって壊した。阿修羅と迦樓羅は塔の外へ出た。塔內(nèi)の霊神體觸手が追ってくるが、さっきほどの勢いはない。
阿修羅不由分說就揮舞靈神體抓住塔壁一處燈臺,以此為支點撞開墻壁打開破口。將自己和迦樓羅一并扔出了塔外,塔內(nèi)的靈神體觸手跟著伸出來追擊,然而馬上就落了下乘。
【迦樓羅】
「ははは!さすが阿修羅様!これで、動きづらいのは俺達じゃなくて、あいつらになりました!」
哈哈哈!不愧是大人!這樣一來,空間有限的就不是我們,而是他們了!
【阿修羅】
「いいから飛べ?!?/p>
少廢話,飛。
【迦樓羅】
「野郎共!上がって來い!」
小的們!上來幫忙!
高い鳥の鳴き聲と共に、地上にいた金翅鳥が駆けつけ、體で空中階段を作った。阿修羅は空中階段を登り、金翅鳥の體を踏み臺にして觸手の追撃を避けながら突き進む。そして空の果ての雲(yún)の中に飛び込み、消えた……
一聲劃破天際的鳥鳴聲后,地面的金翅烏應(yīng)聲追來,用身體懸停在空中搭起云梯。阿修羅跳上云梯,踩著金翅烏們的身體躲開觸手的追擊不斷加速。最終朝著高聳入云的天際一躍而上,消失在了云層中——
【金翅鳥】
「迦樓羅様……阿修羅様が行ってしまいましたね。我々は何をすれば?」
迦樓羅大人……阿修羅大人他上去了,我們現(xiàn)在呢?
【迦樓羅】
「そんなの決まっている。彼らが決著をつける前に、さっさと戻るぞ?!?/p>
那還用說,當(dāng)然是趁他們還沒分出個勝負(fù),趕緊回去。
【金翅鳥】
「戻る?兵営にですか?」
回去?回軍營嗎?
【迦樓羅】
「兵営なわけがないだろう、竜巣に戻るんだ!」
回什么軍營,趕緊回龍巢老家!
善見塔の天辺、帝釈天の玉座前。阿修羅が塔から正殿に飛び降りた。
善見塔頂,帝釋天的王座前,阿修羅自塔下跳上來,最后穩(wěn)穩(wěn)地落在大殿之前。
【帝釈天】
「やっと來たか、阿修羅。私のおもてなしはどうだい?あなたが新しい友達を連れてきたんだ、しっかりもてなさなくては?!?/p>
你終于來了,阿修羅。我招待得如何?你帶著新朋友來造訪,我可不敢怠慢。
【阿修羅】
「なかなかのもてなしだったぞ。その主がどんなやつなのかよくわかった?!?/p>
招待得不錯,讓人一看便知你這待客的主人是個什么樣的家伙。
【帝釈天】
「へえ?私はどんなやつなんだ?」
哦?我是個什么樣的家伙?
【阿修羅】
「蠶繭自縛?!?/p>
作繭自縛。
【帝釈天】
「世界は繭、私達は皆蛹だ。重要なのは、誰が蝶になれるかどうかだ。」
世界為繭,你我皆在蛹中,區(qū)別不過是,誰最后能化蝶罷了。
【阿修羅】
「お前は蝶になれたというのか?」
你是想自詡為蝶嗎?
【帝釈天】
「昔天人一族はこの異界に來て、鬼族に実力を見せつけた。怯えた鬼は、この土地を譲ってくれた。しかし傲慢な天人は鬼族の成長に気づいていなかった。長きに渡った殺し合いと戦爭を経て、鬼族は我々の強敵となった。鬼族が蝶で、天人が蛹だ。かつて私達は戦友だった。私は王の座を手に入れ、あなたは私に敗れ、牢獄に入れられた。私の統(tǒng)治下で、天域は大きく変わった。私達の理想を?qū)g現(xiàn)し、戦爭を終わらせたんだ。私が蝶で、あなたが蛹だ。」
當(dāng)年天人一族來到這異界,曾以實力震懾鬼族,使妖鬼聞風(fēng)喪膽,最終讓給我們?nèi)缃竦囊环酵恋亍?商烊俗允褟姶?,卻沒看到鬼族的進步,在漫長的廝殺和戰(zhàn)爭中,鬼族成了我們的強敵。是以鬼族是蝶,而天人是蛹。而你我曾同是戰(zhàn)場上的將士,我走上王座,你敗在了我的手上被我打入牢獄。在我的統(tǒng)治下,天域天翻地覆,達成了我們曾經(jīng)的理想,徹底終結(jié)了戰(zhàn)爭。是以我是蝶,而你是蛹。
【阿修羅】
「戦爭は終わってない。お前は全ての殺戮と爭いを、全て深淵の獄の中に落としただけだ。偽りの夢で、お前を神と信仰する人々を惑わせて?!?/p>
戰(zhàn)爭根本就沒有終結(jié),你只是將所有的殺戮,爭斗,全都踢進了深淵之獄。用虛假的美夢,蠱惑那些奉你為神的人們。
【帝釈天】
「阿修羅、あなたはまだわかっていない。初めてあなたと會った時から、天人と鬼族の戦爭は終わると思っていた。この戦爭を終わらせる英雄が、そこにいるのだから。あなたが戦っている時、私は常に考えていた。あなたが戦に勝ち、人々に戦爭の終わりを告げる光景を想像していた。そしてそんな平和が訪れる日は來ないと悟った。一つの戦いを終わらせたとしても、未來には無數(shù)の戦いが待っている。今度は誰が戦いを終わらせる?あなたか?最初から最後まで、私はあなたの進む道を示してきた。ならば私が戸惑った時、あなたには何ができる?」
阿修羅,你還是不明白。在看到你的第一眼,我就知道天人和鬼族的戰(zhàn)爭終將結(jié)束,因為命運已經(jīng)誕生了結(jié)束這場戰(zhàn)爭的英雄。但每當(dāng)你沖鋒陷陣的時候,我都在思考,我想象著你乘勝歸來,在眾人面前高聲宣告戰(zhàn)爭結(jié)束。卻發(fā)現(xiàn)那樣的和平,根本不會有到來的一天。你結(jié)束了一場戰(zhàn)爭,卻仍會有千千萬萬的戰(zhàn)爭在未來等著我們,那些戰(zhàn)爭又該由誰去拯救?你嗎?從始至終,都是我在為你指路,引領(lǐng)著你向前。當(dāng)我都不知該如何論斷的時候,你又能做得了什么?
【阿修羅】
「わかってないのはお前だ、帝釈天。王者たる者、常に勝たなければならない。終わらない戦いが待ち受けていても、身を挺して勝ち続けるんだ。たとえ何萬人の屍が目の前にいようとも、その屍を越えて立ち上がる。そうしなければ、敗北の瞬間まで、真の王者であったとは言えない。王であるからには、死ぬまで止まってはいけない。粉骨砕身の覚悟で戦う。だがお前のやっていることはその逆だ!十善業(yè)道も、忉利天降臨も、過去を繰り返しているだけだ。未來に転機が見えないからといって、過去にお前の望む答えがあるというのか?この世に生きる千萬の命の運命を、お前一人に決めさせてたまるか!」
不明白的是你,帝釋天。為王者必須常勝不敗,屹立于陣前,哪怕眼前是千千萬萬輪回往復(fù)的戰(zhàn)爭,也必將一個一個戰(zhàn)勝過去。哪怕王座下是千千萬萬枉死的同胞尸骸,也必將踏著骸骨揮刀奮起。只有這樣,直到敗北的一瞬,才配稱得上是真正的王者。身為王,直至死期,都不可停滯,粉身碎骨方能止歇??赡銋s反其道而行!十善業(yè)道,忉利天降臨,都不過是在走過去的老路。你在未來中看不到轉(zhuǎn)機,難道過去的歷史里,就一定有你要的答案嗎?世上千千萬生靈的命運,豈能由你一人論斷!
【帝釈天】
「この世に生きる者は弱者ばかりだ。運命を彼らの手に預(yù)けたら、どうなると思う?あなたは辺境の村の出身だ。弱いものが強いものに虐げられるのを、嫌というほど見てきただろう?」
世上生靈千千萬,卻盡是弱者,將命運交給他們自己,又如何守得?。磕愠錾谶呞镄〈?,見得最多的難道不就是弱肉強食?
【阿修羅】
「お前は一族の王、弱者を守るのがお前の責(zé)任だ。そうでなければ十天衆(zhòng)と何の違いがある!」
你是一族之王,守住弱者本就該是你的責(zé)任,不然你與那十天眾又有什么區(qū)別!
【帝釈天】
「私と世の中全ての人との違いは一つだけ、それは爭いの本質(zhì)を見抜いたことだ!戦爭は差別から生まれる。個と個、種族と種族の間に差があるから悲劇は生まれてしまった。もし皆がお互いを理解し合うことができれば、爭いを根絶できる。あらゆる生き物の中で、天人一族だけが、本當(dāng)の意味で互いを理解し合える種族なんだ。私達は忉利天神の精神から生まれた。故郷忉利天の精神の海で、私達の精神は繋がり合い、互いの分け隔ては無くなる。故に霊神體こそが私達の命、肉體なんて付屬品にすぎない。私は天人の霊神體から、希望を見た。しかし希望だけでは足りない。忉利天の悲劇を繰り返さないために、天人は進化しなければならない。十善業(yè)道で天人を選別し、深淵の獄は天人の進化の戦場となる。この善見塔を造ったのは、進化を遂げた勝者の帰還を待つためだ!阿修羅、共に忉利天の降臨を迎えよう。忉利天神は軟弱だったから、自分に負(fù)けた。でもあなたは違う!」
我與世上所有人的區(qū)別都只有一個,就是我看穿了紛爭的本質(zhì)!所有戰(zhàn)爭因差別而生,個體與個體之間,種族與種族之間的差別帶來了如此多的悲劇。倘若所有人都能夠互相理解,不分彼此,紛爭就會徹底消失。而生靈萬物里,只有天人一族,是唯一能真正互相理解的種族。我們從忉利天神的精神中誕生,在故鄉(xiāng)忉利天的精神之海,我們精神相連,不分彼此。因此我們的靈神體是我們的生命,而肉體不過是附加品。從天人的靈神體中,我看到了希望。但是只有希望遠(yuǎn)遠(yuǎn)不夠,想要不再重復(fù)忉利天的悲劇,天人必須進化。十善業(yè)道是天人的初選,深淵之獄則是天人進化的戰(zhàn)場。我建起這座善見塔,就是為了等待從這進化的盡頭歸來的勝者!阿修羅,和我一起迎接忉利天的降臨吧,忉利天神太過懦弱,他敗給了自己,可你卻不同!
【阿修羅】
「俺が自分に勝てたとしても、他の人はどうなる?お前の民、鬼域にいる鬼族、陽界の住民。皆俺のように強くなければ、お前の天國には相応しくないというのか?」
就算我能夠戰(zhàn)勝自己,那么其他人呢?你的子民,鬼域中的鬼族,還有陽界的住人,難道每一個人都要像我一樣強大,才配得上你的天國嗎?
【帝釈天】
「この百年、私は悪念に浸食される苦痛に耐えてきた。今日のために、幻術(shù)の修行を重ねてきた。誰もが幻境で輪廻を繰り返すことで、真に望む人生を見つけ、最終的に自我を浄化し、純粋な魂に生まれ変わることに私は気づいた。忉利天が降臨した後、鬼域は精神の海となる。私は忉利天神と同じように、心霊共感で全ての人の意識を繋げる。全ての魂を浄化し、鬼域と陽界の命、その魂の補完と統(tǒng)一を?qū)g現(xiàn)する。この數(shù)百年の間、私は蓮花の結(jié)界を天域に満遍なく張った。忉利天の降臨とともに、悪念を持つ者は蓮花によって清浄無垢に生まれ変わり、忉利天で皆と再會を果たす。新しい魂のように、苦痛のない、快楽の精神の海で生きるんだ?!?/p>
這百年來,我飽受惡念侵染之苦,為了能撐到今日我苦練幻術(shù),日漸精進。我發(fā)現(xiàn)每個人都可以通過不斷重復(fù)輪回幻境,找到最想要的人生,最終自我凈化,重生為純潔的靈魂。忉利天降臨后,鬼域會化為精神之海,我會和忉利天神一樣,以心靈共感鏈接所有人的意識。我將凈化所有的靈魂,為鬼域和陽界的眾生完成靈魂的補完和統(tǒng)一。這數(shù)百年間,我已在天域布滿了蓮花結(jié)界。當(dāng)忉利天降臨,帶有惡念的眾生會從蓮花中重生,變得純潔無瑕,再度前往忉利天與彼此重逢。如同新生的靈魂一般,從此生活在沒有痛苦、快樂永恒的精神之海中。
【阿修羅】
「彼らの意思はどうなんだ?お前の民は、生まれ変わることを、再會を望んでるのか?」
你問過他們的意思嗎?你問過你的子民,他們愿不愿意重生,愿不愿意重逢?
【帝釈天】
「あなたは私と再會したくないかい?」
難道你不想與我重逢嗎?
【阿修羅】
「俺はお前の目の前に立ってる。それが答えじゃないのか?」
我已經(jīng)來到了你的面前,難道這不是答案嗎?
【帝釈天】
「でも私はここにはいないよ、阿修羅。ここにいるのはあなたが知っいるあの人じゃない。あなたの探している人ここにいない。この世界にいないんだ。あなたの帝釈天は、ずっと忉利天で待っている。阿修羅、彼に會いたくないのか?」
可我并不在這里,阿修羅,在這里的已經(jīng)不是你記憶中的那個人。你來找的那個人不在這里,也不在這個世界。你的帝釋天,他一直在忉利天等著你。阿修羅,你難道不想見他嗎?
【阿修羅】
「會いたかった。今はもう會えた。俺の目の前にいる。お前は帝釈天だ、何も変わってない?!?/p>
我想。我已經(jīng)見到了他,他就在我的面前。你就是他,從始至終沒有變過。
【帝釈天】
「帝釈天はいないよ?!?/p>
他不在。
【阿修羅】
「俺が知ってるあいつは、不撓不屈で世界の人々を救い、何としてでも至善天國をこの世に実現(xiàn)させることを望んでる。あいつは戦火をくぐり抜け、手が血まみれになっても、決して変わることはない?!?/p>
我只認(rèn)識一個不折不撓想要救所有世人的人,一個不惜一切代價想要那至善天國降臨人世的人。那個人即使穿越戰(zhàn)火,即使?jié)M手血腥,也固執(zhí)地不肯改變。
【帝釈天】
「あなたが言っている人は、私が犯した罪を犯さない。」
你口中的那個人絕不會犯下我所犯下的罪。
【阿修羅】
「あいつは犯した。お前が犯した、帝釈天。何千何萬の戦いから一族を守り、皆の期待に応えられないことを恐れている。本當(dāng)の自分が見透かされることが怖い。利用価値があれば家族に愛され、用済みになったら捨てられる自分が……人の影に隠れて自分の無力さを嘆き、他人からの救いを待つしかできない軍醫(yī)。だからお前はわざと人が失望するような王となり、十善業(yè)道を?qū)g施し、かつての戦友を追い込んだ。人に恐れられる暴君なら、他人の期待と自分の弱さを背負(fù)わずに済む。ただ皆に見捨てられ、自分が取って代わられる日を待つ?!?/p>
他犯下了。你犯下了,帝釋天。你怕自己不足以從萬千戰(zhàn)事中守住一族的命運,怕自己無力承擔(dān)眾人的期許。你怕人們窺見真正的你,窺見那個帶來利益時能被家人疼惜,沒用時就被棄之不顧……一直躲在人們的身后哀嘆自己無力,只能等待別人拯救的軍醫(yī)。所以你故意去當(dāng)一個令人失望的君王,頒布十善業(yè)道,對自己曾經(jīng)的戰(zhàn)友趕盡殺絕。當(dāng)一個被人懼怕的暴君,這樣你就不必再承擔(dān)他人的期待和自己的弱小。安然理得地等待自己被所有人拋棄的一天,等待自己被取而代之的命運。
【帝釈天】
「阿修羅、あなたには私の代わりになる資格があるとでもいうのか?」
阿修羅,你難道認(rèn)為自己有資格取代我嗎?
【阿修羅】
「それはお前自身に聞け。帝釈天、なぜ俺がお前の代わりになれると思う?俺が負(fù)け知らずだからか?俺が狂暴で殘虐だからか?俺がお前の親友だから斷らないとでも思ったか?それとも俺が斷ると知っていて、わざと敵を演じているのか?こんなものは、お前の獨り善がりの天國の計畫と同じだ。お前は民の聲を聞いてない。民はお前に翻弄され、浄化され、天國の住人になることを望むのか!帝釈天、お前に王になる資格はない!」
這難道不該問你自己嗎?帝釋天,你為什么會認(rèn)為我有資格取代你?是因為我所向披靡,還是因為我暴戾嗜殺,是因為你覺得我是你的摯友所以我不會拒絕?還是因為你知道我不會答應(yīng),所以才故意成為了我的敵人?這一切就和你一廂情愿的天國計劃一樣。你從來沒有問過你的子民,他們究竟想不想被你凈化,受你擺布,成為你天國的住人!帝釋天,你不配為王!
阿修羅が霊神體の觸手を束ね、剣に変えた。その剣を掲げ、玉座にいる帝釈天に襲いかかる。
阿修羅將靈神體的觸手收攏,化為一柄長劍,舉劍殺向王座上的帝釋天。
【帝釈天】
「これほどの力とは、本當(dāng)に待った甲斐があった!」
能直面這樣的力量,不枉我等了你這么久!
帝釈天が幻術(shù)を放ち、王座の下の阿修羅がいた空間は捻じ曲げられ迷宮と化した。迷宮の鏡の中では、以前阿修羅に殺された人達が蓮花から手を伸ばし、彼の手足を摑もうとした。
帝釋天放出了幻境,王座下的阿修羅所在的空間扭曲化為迷宮。迷宮中的鏡子里,曾被阿修羅殺死的眾人一個接一個地從蓮花中伸出手來,試圖絆住他的手腳。
【天人の兵士甲】
「將軍様、私は鬼族に殺されたのではない、あなたに殺された!」
將軍,我沒有死在鬼族手里,卻死在了你的手里啊!
【天人の民】
「お前は産まれるべきではなかった!災(zāi)いをもたらす怪物め!」
當(dāng)初就不該讓你母親把你生下來!你果然是帶來災(zāi)難的怪物!
【魔神】
「何が英雄だ。天人のために鬼族を殺してきたくせに。結(jié)局は我々魔物に仲間入りか?」
什么英雄,幫天人一族對付鬼族,最后還不是落得與我們這些妖魔鬼怪為伍?
【光明天】
「本當(dāng)のことを言えるか?卑しい鬼族の混血児め、誰もお前になど従わない?!?/p>
你敢說出真相嗎?卑賤的鬼族混血,沒有人會跟隨你的。
【阿修羅】
「笑わせるな。」
可笑的把戲。
阿修羅は霊神體の剣を振り、襲いかかってくる無數(shù)の手を切り落とし、迷宮の鏡を叩き割った。割れた鏡の後ろに、母親の姿が現(xiàn)れた。
阿修羅靈神體所化的長劍,一劍斬斷了伸向他的無數(shù)只手,打碎了迷宮中的千百面鏡子。碎鏡的身后,顯露出母親的身影。
【阿修羅の母】
「阿修羅、どこへ行くの?」
阿修羅,你要去哪里?
しかしその幻影は阿修羅に切り刻まれた。
然而幻影卻被阿修羅斬成碎片。
【阿修羅】
「幻術(shù)の修行の成果がこれか、昔の手口と変わらないな。」
你說你苦練幻術(shù),但我看你用的還是當(dāng)年的伎倆。
【帝釈天】
「敵になることであなたを強くさせられるなら、もっと早くそうすべきだった!あなたはいつも、私の想像を上回る!」
若早知道成為你的敵人能讓你變強,我該早點和你恩斷義絕才對!你每一次,都能遠(yuǎn)遠(yuǎn)超出我的想象!
【阿修羅】
「それはお前が俺のことを理解してないからだ、帝釈天!」
那是因為你從來不了解我,帝釋天!
【帝釈天】
「あなたも私のことを理解していない、阿修羅!」
而你也從來不了解我,阿修羅!